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首都圏マンション供給戸数、7ヵ月連続の前年比プラス/不経研調査

 (株)不動産経済研究所は14日、8月の首都圏マンション市場動向調査を発表した。

 同月の首都圏マンション発売戸数は2,268戸(前年同月比18.5%増)となり、7ヵ月連続で前年同月を上回った。1戸当たりの価格は4,424万円(同2.5%増)、1平方メートル当たり単価は66万3,000円(同8.5%増)。

 月間契約率は74.8%(同5.5ポイント増)と80%台を下回ったものの、2ヵ月連続で70%台後半をキープ。販売在庫数は5,025戸(前月比▲381戸)で、前年同月より約2,000戸減少している。

 即日完売物件は「プラウド大島セントラル1期」(東京都江東区、30戸、平均価格4,346万円、平均1.06倍、最高3倍)など、25物件376戸。超高層物件(20階以上)は21物件・447戸で、契約率は68.5%となった。

 なお、9月の発売戸数は3,500戸前後となる見込み。


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