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首都圏分譲マンション賃料、4ヵ月連続の上昇/東京カンテイ

 (株)東京カンテイは15日、8月の三大都市・主要都市別における「分譲マンション賃料月別推移」を発表した。同社のデータべースに登録された分譲マンションの「月額募集賃料」を行政区単位に集計・算出し、平方メートル単位に換算したもの。

 同月の首都圏の平均賃料は2,554円(前月比1.3%増)で、4ヵ月連続して上昇した。前年同月(2,587円)と比較すると依然マイナスが続くものの、5月以降は上昇基調で推移しており、都心エリアでの復調の兆しが見え始めた。地域別では、東京都が3,045円(同0.5%増)、神奈川県が2,067円(同0.1%増)、埼玉県が1,658円(同0.3%増)、千葉県が1,598円(同1.1%増)とすべての都道府県で上昇した。

 また、近畿圏の平均賃料は、1,708円(同0.2%増)で、3ヵ月連続の上昇となった。ただし、首都圏と比べると上昇率は縮小しつつある。地域別では、大阪府1,782円(同0.6%増)、兵庫県1,652円(同▲0.9%)となった。

 中部圏の平均賃料は1,531円(同1.4%増)。愛知県は1,554円(同1.6%増)となった。


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