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山口信夫・旭化成名誉会長が死去

山口信夫氏

 旭化成(株)代表取締役名誉会長で、元(社)住宅産業団体連合会会長の山口信夫(やまぐち・のぶお)氏が14日、心不全のために死去した。享年85歳。通夜・告別式は近親者のみで執り行ない、後日「お別れの会」を開く予定。喪主は、妻の美子(よしこ)氏。

 山口氏は、1924年広島県生まれ。52年に東京商科大学(現・一橋大学)卒業後、旭化成工業(株)(現・旭化成)入社。住宅事業部長、建材・住宅事業本部副本部長などを経て、76年取締役、78年常務、81年代表取締役副社長を歴任し、同社の住宅事業を牽引してきた。92年代表取締役会長、2010年4月から現職。

 社外でも、98年(社)住宅生産団体連合会会長代行に就任し、99~01年まで会長を務めた。また、中央省庁等改革推進本部顧問(98~01年)、外務省顧問(98~07年)、日本銀行参与(98~07年)、日本商工会議所会頭(01~07年)などを歴任。日本経済団体連合会常任理事、日本商工会議所名誉会頭を務めていた。07年には、旭日大綬章を受章している。


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