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「ラフォーレ原宿」の底地を取得/MHR

 森ヒルズリート投資法人(MHR)は15日、資産の取得と譲渡を発表した。取得および譲渡先は、いずれも森ビル(株)。

 今回取得したのは、森ビルグループの代表的な商業施設「ラフォーレ原宿」(東京都渋谷区)の底地で、取得価格は218億2,000万円。同投資法人の東京都心のプレミアム物件をコアとしたポートフォリオの質を保ち、利回りの向上を図るのが狙い。

 一方、譲渡したのは、「虎ノ門35森ビル(オムロン東京本社ビル)」(東京都港区)の区分所有権および土地所有権の一部に係る信託受益権(譲渡価格126億8,000万円)と、「元麻布ヒルズ」(東京都港区)の住宅39戸および付帯設備など3区画(91億1,000万円)。2011年3月31日の「虎ノ門35森ビル」の大口テナントの解約に対応。ポートフォリオの利回り向上を図る。「元麻布ヒルズ」の譲渡資産も、譲渡時点で空室になっている区画を中心に選定する。
 
 なお、今回の資産取得と譲渡により、同投資法人の運用ポートフォリオは13物件・取得価格合計で約2,118億円となった。


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