ミサワホーム(株)は21日、戸建住宅「蔵のある家」の累積受注棟数が、9月末で5万棟に達する見込みと発表した。
「蔵のある家」は、1階と2階の間に天井高1.4m以下の大収納空間「蔵」を設けたもので、1994年の発売以来、バリエーションを追加しながら順調に受注を拡大、09年度は戸建住宅の約4割に「蔵」が搭載されるなど、同社の主力商品となっている。
「蔵」は、1階と2階の間に設置する場合、2階床面積の半分以下で設計すれば居室とみなされず、床面積に算入されないことから、3層構造でも2階建てとして建築が可能なため、各階の居住スペースを維持したまま、収納スペースを創出できる。
2010年4月に発売した木質系戸建住宅「GENIUS 彩日の家」では、新たに85cmタイプを追加するなど、バリエーションを充実させている。