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三大都市圏中古マンション価格、上昇から安定傾向へ/東京カンテイ調査

 (株)東京カンテイは22日、8月の三大都市圏・主要都市別の「中古マンション70平方メートル価格月別推移」を発表した。同社データベースに登録された中古マンション(ファミリータイプ)の「売り希望価格」を行政区単位に集計・算出し、70平方メートルに換算したもの。

 首都圏の中古マンション価格は2,969万円(前年同月比8.4%増、前月比0.3%増)となった。都県別では、東京都が3,947万円(前月比0.7%増)、千葉県が1,876万円(同1.5%増)と上昇したものの、神奈川県は2,524万円(同▲0.2%)、埼玉県は1,819万円(同▲0.1%)と、ほぼ横ばいで推移し、東京都心部をはじめ、各主要都市で上昇が鈍化する状況が見られた。

 近畿圏の中古マンション価格は1,804万円(前年同月比0.9%増、前月比0.7%増)と1,800万円台を回復。大阪府は1,868万円(前月比1.0%増)、兵庫県は1,779万円(同0.7%増)と上昇している。

 中部圏の中古マンション価格は、1,544万円(前年同期比1.4%増、前月比0.0%)と横ばいで推移し、愛知県は1,573万円(前月比0.6%増)と微増した。

 詳細は、同社ホームページ参照。

 


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