不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は27日、同社の不動産情報ネットワークにおける8月期の首都圏居住用賃貸市場動向を発表した。
同月の首都圏居住用賃貸物件登録数は2万5,809件(前年同月比▲25.3%)と5ヵ月連続のマイナス。
1平方メートル当たりの登録賃料の平均は、賃貸マンションが2,660円(同▲1.5%)で19ヵ月連続のマイナス、賃貸アパートは2,020円(同▲3.3%)で2ヵ月連続のマイナスになった。
1戸当たりでは、賃貸マンションが10万5,600円(同▲0.6%)と13ヵ月連続マイナス、賃貸アパートが6万1,500円(同▲1.8%)で4ヵ月連続のマイナス。
一方、成約件数は1万2,411件(同▲2.7%)と再び前年同月割れ。猛暑続きで、シングル層以外の動きが鈍かったことが要因。神奈川県が4,067件(同▲0.6%)と8ヵ月ぶりに前年同月を割り込んだほか、東京23区は5,401件(同▲4.7%)で4ヵ月連続で減少した。
1平方メートル当たりの成約賃料の平均は、賃貸マンションが2,670円(同0.4%増)で9ヵ月ぶりにプラス、賃貸アパートは1,980円(同▲1.5%)だった。
だが、1戸当たりでは、賃貸マンションが10万1,100円(同▲3.2%)と12ヵ月連続のマイナス、賃貸アパートでは6万4,600円(同▲1.8%)と6ヵ月ぶりのマイナスとなった。