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都心大規模マンション「プラウドシティ池袋本町」785戸を完売/野村不動産

「プラウドシティ池袋本町」完成予想図

 野村不動産(株)は27日、2010年2月から販売していた大規模マンション「プラウドシティ池袋本町」(東京都板橋区、総戸数785戸)を完売したと発表した。

 同プロジェクトは、JR埼京線「板橋」駅前(徒歩2分)の約2ヘクタールの敷地に、スーパーマーケット、認証保育園などを併設したマンション(地上15階建て)を開発したもの。住戸は2LDK~4LDK、専有面積約58~87平方メートル。販売価格は、4,080万~8,380万円。最多価格帯は5,500万円台(60戸)。

 2月の1期325戸の即日完売以来、1期2次(3月、76戸)、2期(6月、222戸)、2期2次(6月、60戸)、2期3次(7月、46戸)、最終期(9月、56戸)をすべて即日完売。モデルルームの延べ来場組数1万2,000組、申込者数1,306件、最高倍率7倍、平均倍率1.66倍を記録した。登録申込者の属性は、30歳代全体の約45%、40歳代が約22%。減住所は、地元板橋区と隣接する豊島区、北区で約42%となった。

 同社は、(1)駅前複合開発の希少性、(2)高度なセキュリティシステムと敷地形状がもたらす「ゲーテッドマンション」という発想、(3)太陽光発電、LED照明、雨水利用、カーシェアリングなどの環境への取組み、などが評価されたとしている。


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