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高層複合ビル「東急キャピトルタワー」が「都市開発版SEGES」認定第1号を取得/東京急行電鉄

 東京急行電鉄(株)は27日、同社が開発し10月にオープンする高層複合ビル「東急キャピトルタワー」(東京都千代田区)が、(財)都市緑化基金による「社会・環境貢献緑地評価システム(SEGES)」で、「緑の保全・創出により社会・環境に貢献する開発事業(都市開発版SEGES)」の認定第1号を取得したと発表した。

 SEGESは、緑化などを通じて社会や環境に貢献する企業を対象に、優れた活動を評価・認定する制度。同複合ビルは、(1)周辺の緑のつながりに配慮した植栽、(2)近隣住民や周辺施設来訪者が利用できる散策路を敷地内に設けたこと、(3)周辺地域に生息する鳥類や昆虫などを把握した植栽、などが評価された。

 同物件は、地上29階地下4階建て、敷地面積は約7,900平方メートル、延床面積約8万8,000平方メートル。「ザ・キャピトルホテル東急」をキーテナントに、オフィス、住宅、店舗などで構成されている。

 なお、ザ・キャピトルホテル東急は10月22日に開業する。


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