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投資用・居住用物件ともに価格下落、利回り上昇/ファーストロジック調査

 不動産ポータルサイトを運営する(株)ファーストロジックは6日、2010年9月期の投資用・居住用不動産の市場動向を発表した。同社ウェブサイト「楽待」に新規登録された全国の投資用不動産、および東京都内の居住用不動産を対象に分析したもの。

 表面利回りは、投資用1棟物件では、鉄筋コンクリート造マンション9.63%(前月比0.57ポイント上昇)、鉄骨鉄筋コンクリート造マンション10.09%(同0.71ポイント上昇)、鉄骨造アパート10.72%(同0.56ポイント上昇)、木造アパート10.95%(同0.27ポイント上昇)とそれぞれ上昇。投資用区分所有マンションでも11.27%(同1.28ポイント上昇)と上昇した。いずれも、家賃収入に対して物件価格が下落傾向にあることがわかった。

 一方、東京都内の居住用物件の1平方メートル当たりの単価は、マンションが53万4,500円(同▲7万700円)、一戸建てが62万2,800円(同8万9,200円上昇)となった。


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