(財)都市緑化基金は、このほど「生物多様性保全につながる企業のみどり100選」の第2次募集を行ない、優良事例34選を認定した。
10月11日から名古屋市で開催される生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)に合わせて行なわれたもので、都市づくり部門からは、三井不動産グループならびに東電不動産(株)が開発した「神宮前1丁目民活再生プロジェクトにおける保全緑地」(東京都渋谷区)、野村不動産(株)、三井不動産レジデンシャル(株)、三菱地所(株)が開発した分譲マンション「ザ・センター東京」(東京都新宿区)、森ビル(株)が管理運営する「愛宕グリーンヒルズ」と「アークヒルズ」(ともに東京都港区)など10社が選ばれた。
認定された企業は、いずれも自社の敷地内に生物が生息・生育できる緑地を整備・保全したり、エコロジカル・ネットワークのあり方を考慮したうえで、地域の住民やNPO、小中学生とともに、環境教育や自然体験等の活動に取り組むなど、企業それぞれの視点で生物多様性保全に貢献し、その活動の実績が評価された。

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