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新築住宅購入者の68%が施工会社の保証体制を重視/日本リビング保証調査

 日本リビング保証(株)は12日、「住宅設備の故障不具合に関するアンケート」調査結果を発表した。直近10年間で新築住宅を購入した5,000世帯を対象に、住宅設備の不具合やユーザーの対応などを調査・分析したもの。

 「住宅設備に不具合が発生したのはいつ」という質問では、83.0%がメーカー保証終了後に発生と回答した(不具合発生を経験した500世帯が対象)。また、「不具合時にまずどこに連絡したか」という質問では、76.3%のユーザーが、当初購入した工務店ビルダー等に連絡をしなかったと回答しており、「設備の不具合・故障のタイミングを確実にキャッチすることが、設備リニューアル、次のリニューアル受注につながる」としている。

 「住宅メーカー・工務店を選んだ決め手」については、68.0%が保証制度の充実を理由に施工会社を選択。「保証付き住宅設備を選ぶか」という質問には、「金額が同じくらいなら保証付きを選ぶ」が79.5%、「金額が多少高くても保証付きを選ぶ」が53.8%となった。


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