(株)不動産経済研究所は14日、9月の首都圏マンション市場動向を発表した。
同月の首都圏マンション発売戸数は3,183戸(前年同月比3.9%増、前月比40.3%増)と8ヵ月連続で前年同月実績を上回った。
地域別販売戸数は、東京都区部1,746戸(全体比54.9%)、都下91戸(同2.9%)、神奈川県821戸(同25.8%)、埼玉県254戸(同8.0%)、千葉県271戸(同8.5%)。
月間契約率は74.9%(前年同月比1.0ポイント増)。1戸当たりの価格は5,024万円(同11.0%増)、1平方メートル当たり単価は70万9,000円(同13.6%増)となった。
販売在庫数は4,722戸で、前月末比303戸減少した。
即日完売物件は、「プラウド市谷仲之町ヒルトップ1期1・2次」(東京都新宿区、59戸、平均価格7,009万円、平均倍率1.37倍、最高倍率4倍)など、16物件525戸。20階以上の超高層物件は19物件562戸(前年同期比50.7%増)、契約率72.2%(同▲11.4ポイント)となった。
なお、10月の発売戸数は3,700戸前後の見込み。