(株)不動産経済研究所は14日、9月の近畿圏マンション市場動向を発表した。
同月の近畿圏のマンション発売戸数は2,111戸(前年同月比43.9%増)で、5ヵ月連続で前年同月実績を上回った。
月間契約率は69.2%(同8.3ポイント増)、前月比では6.0ポイントダウンした。1戸当たりの価格は3,549万円(同▲2.4%)で2ヵ月連続で減少し、1平方メートル当たり単価は48万1,000円(同▲1.4%)で4ヵ月ぶりにダウンした。
販売在庫数は3,893戸で、前月末比83戸増加した。
即日完売物件は、「リバーガーデンECOシティーアリスの森-3期」(大阪市、30戸、平均価格2,752万円、平均倍率1.2倍、最高倍率6倍)など、9物件254戸となった。
なお、10月の発売戸数は2,000戸程度の見込み。