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「木造耐力壁ジャパンカップ」で総合優勝/アキュラホーム

 (株)アキュラホームは、10月9日(土)~11日(月)に開催された耐力壁の強さを競う大会「第13回木造耐力壁ジャパンカップ」に出場し、同社が東京大学大学院木質材料学研究室および篠原商店と共同開発した耐力壁「あやめ-II(菖蒲)」で優勝した。また、総合成績でも1位となり、同大会初の同時優勝となったほか、耐震性能部門でも最大荷重59kNを記録して部門賞を獲得した。

 同大会は、NPO法人「木の建築フォラム」の主催によるもの。1997年から開催されており、今回は13回目。トーナメント方式で15体の耐力壁の強度を競い合った。

 対戦では、2つの耐力壁の桁同士の間にジャッキを装着し、一方が破壊されるまで桁を引き合い、破壊されない場合は、ゆがみの少ない方が勝ちとなる。総合優勝は、強さに加え、環境負荷費、デザイン評点、材料費、加工費、施工費による総合点で決められる。

 「あやめ-II(菖蒲)」は、中央開口の周りに合板を4枚とりつけた開口付きの耐力壁で、サッシなども取り付けられる。


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