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「賃貸住宅賃料査定サービス」をスタート/タス

 不動産評価ウェブサイト「TAS-MAP」を運営する(株)タスは25日、ASPサービス「賃貸住宅賃料査定サービス」の提供を開始する。

 同サービスは、アットホーム(株)のデータをもとに、筑波大学不動産・空間計量研究室が算出した賃料データを用いた賃貸住宅マーケットレポートを作成するもの。「TAS-MAP」の画面上に表示された地図の任意の個所にアイコンを置き、所在地・竣工年月・建築構造などを入力するだけで作成でき、PDFでの出力も可能。
 
 レポートに盛り込まれるデータは、住宅や事務所、店舗の賃料・共益費・敷金・礼金に加え、周辺の賃貸市場や駐車場賃料の分析、同社が開発した空室率の指標の築年推移や更新確率など。また、「総合レポート」として、経済概況、市場情報、公示地価・路線価付き住宅地図、都市計画図などをまとめることもできる。

 賃貸住宅の担保評価の効率化や精緻化の実現できるものとして、投資家や金融機関、不動産鑑定士、アセットマネージャーおよびプロパティマネージャーへアピールしていく。

 価格は、1レポート当たり3,150円(税込み)、「総合レポート」が5,250円(同)。なお、同サービスを利用するには、同社運営サイト「TAS-MAP」への会員登録(初期費用3万1,500円、月額基本料金1万500円)が必要。


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