野村不動産ホールディングス(株)は22日、2011年3月期第2四半期(累計)連結業績予想の修正を発表した。
修正後は、売上高1,470億円(前回発表比▲5.2%)、営業利益100億円(同5.3%増)、経常利益25億円(同150.0%増)、当期純利益3,000万円(前回発表時と変更なし)となった。
資産運用開発セグメントにおける大型物件の売却が下期に延期となったこと等により、売上高が前回発表予想を80億円下回る見込み。各利益は、保有するオフィスビル等の収支が想定よりも改善したことに加え、全般的な経費の削減に努めた結果、私募ファンドへの出資分に関する営業エクイティ投資評価損約20億円、たな卸資産の低価法評価損約10億円を吸収し、前回発表予想に比べ、営業利益5億円、経常利益15億円、四半期純利益10億3,000万円それぞれ上回るとした。
なお、通期の業績予想については、第2四半期連結決算発表時(10年10月28日予定)に公表予定。