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JR御茶ノ水駅周辺の民間都市再生事業計画を認定/国交省

 国土交通省は25日、民間都市再生事業計画として、「(仮称)神田駿河台4-6計画」を認定した。事業者は駿河台開発特定目的会社。

 同事業区域は都市再生緊急整備地域内に位置し、JR「御茶ノ水」駅、東京メトロ千代田線「新御茶ノ水」駅周辺にあたる東京都千代田区神田駿河台4丁目6番1他約1万3,000平方メートル。
 地上23階地下2階の事務所・店舗・学校・集会場・車庫からなる建物(延床面積10万2,138平方メートル)と、地上2階建ての展示場用建物(延床面積41平方メートル)、道路や広場などを再開発する。

 具体的には、駅前の歩行者空間の再生に向けた2層の広場や歩行者ネットワークを整備するほか、東京メトロ千代田線「新御茶ノ水」駅をバリアフリー化する。また、地域文化の情報発信の場となる文化交流拠点を設置、地域の活力や魅力の向上をめざすとともに、自然エネルギー・未利用エネルギーも積極的に活用する予定。

 事業施行期間は2010年11月1日~13年3月31日。
 
 09年10月に都市計画を提案、10年3月に計画を決定、同年11月より着工、13年3月に竣工する予定。


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