(株)コスモスイニシアは25日、2011年3月期第2四半期業績予想の修正を発表した。
修正後の連結売上高は377億円(前回発表比14.2%増)、営業損失11億円(前回発表:営業損失38億円)、経常損失15億円(同:経常損失43億円)、四半期純損失19億円(同:四半期純損失63億円)。
新築マンションおよび戸建事業の販売が概ね計画どおりに推移。下期に引渡しを計画していた開発事業用地の売却が第2四半期連結累計期間に前倒しで実現できたことなどにより、不動産販売事業の売上高が計画比約47億円、売上総利益が同約13億円増加する見込み。また、販売期間の短縮化が図れたことから、販売費および一般管理費が計画比約14億円削減、営業外損益が同約1億円改善の見込みとなった。
一方、海外事業撤退に伴う為替影響(為替換算調整勘定の処理)として特別損失16億円を織り込んでいたが、撤退手法を含め引き続き検討・協議が必要なことから、下期となる見込み。
なお、11年3月期通期業績予想については、前回発表数値から変更なし。