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グループホーム「マザアスホームだんらん杉並・松庵」を開設/マザアス

グループホーム「マザアスホームだんらん杉並・松庵」外観

 ミサワホームグループの(株)マザアス(東京都新宿区、代表取締役社長:吉田 肇氏)は、杉並区の地域密着型サービス事業者の指定を受け、11月1日(月)よりグループホーム「マザアスホームだんらん杉並・松庵」(東京都杉並区)を開設する。

 同施設は、マザアスが運営する4つ目のグループホームで、都内では初の開設となる。
 杉並区は、介護を必要とする高齢者が住み慣れた地域で生活を継続していくことを目的に、介護保険サービス基盤の整備を行なっている。グループホームや小規模多機能型居宅介護など地域密着型サービスを提供する優良な事業者を選定し、施設の建設に係る費用に対して補助金を交付することで整備促進を図っている。

 同施設は、木造2階建て、延床面積482.17平方メートル。定員18名(9名×2ユニット)とし、入居者が家庭的な雰囲気で気がねなく暮らせるよう、戸建感覚の外観デザインや広々としたリビング・ダイニングなどを採用。全館バリアフリー仕様や引き戸の採用、医療機関・施設との協力体制など、加齢に伴う身体機能の低下にも配慮している。
 また地域行事の参加やボランティアの受け入れを行ない、入居者が地域住民の一員として生活できるようサポートしていく。
 個室面積は10.20平方メートル、利用料金は月額15万6,600円。入居者条件は、杉並区に住民票があり、原則65歳以上、介護保険の認定が「要支援2」以上の認知症のある人。

 同グループでは、来年中に武蔵野市と世田谷区にもグループホームの開設を予定しており、今後も都内で積極的に在宅介護ネットワークの拡大を図っていく。


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