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コスト削減等が奏功、大幅な増収増益を達成/住生活グループ11年3月期第2四半期決算

 (株)住生活グループは1日、2011年3月期第2四半期決算を発表した。

 当期(10年4月1日~9月30日)は連結売上高5,755億2,300万円(前年同期比21.8%増)、営業利益160億4,100万円(同62.7%増)、経常利益160億2,400万円(同31.5%増)、当期純利益は負ののれん発生益や、前期計上されていた減損損失がなかったことなどから80億7,900万円(前年同期:当期純損失98億9,800万円)となった。

 金属製建材事業においては、新日軽(株)の子会社化に伴う影響等で、売上高2,282億1,100万円(前年同期比28.0%増)を計上。営業利益は、工場再編などのコスト改善策が奏功し119億2,800万円(同49.4%増)と大幅な増収増益を確保した。
 水回り設備事業では、サンウエーブ工業(株)の新規連結等により、売上高は1,820億6,900万円(同38.8%増)、営業利益は32億9,700万円(同4.8%増)となった。
 住宅・不動産他事業においては、収益構造の改革に努めた結果、売上高は276億7,500万円(同13.5%増)と増収。利益面では6億2,600万円(前年同期:営業損失17億7,400万円)と黒字転換した。

 なお通期では、売上高1兆2,000億円、営業利益500億円、経常利益500億円、当期純利益260億円を見込んでいる。


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