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経費削減が奏功し、純利益約7億5,000万円回復/すてきナイスG11年3月期第2四半期決算

 すてきナイスグループ(株)は2日、2011年3月期第2四半期決算を発表した。

 当期(10年4月1日~9月30日)の連結売上高は1,023億9,100万円(前年同期比1.1%増)、営業損失は4億3,700万円(前年同期:営業損失9億9,700万円)、経常損失は10億3,700万円(同:経常損失16億6,600万円)、当期純損失は13億8,400万円(同:当期純損失21億3,300万円)。経営および事業の合理化・効率化をよりいっそう推進し、経費の削減に努めた結果、利益面での損失幅が改善した。

 住宅資材事業では、「住まいの耐震博覧会」を開催するなど、エンドユーザーの需要創造に努め、売上高783億3,300万円(前年同期比3.7%増)、営業利益4億8,500万円(同172.2%増)を確保した。

 不動産事業では、マンション部門において、新規供給戸数が前年同期より減少したため、契約・売上計上戸数はともに減少、売上高は94億1,100万円(同▲26.6%)にとどまった。一戸建住宅部門の売上計上戸数は102戸(同34戸増)、売上高は36億5,600万円(同41.6%増)。

 なお通期においては、連結売上高2,400億円、営業利益28億円、経常利益15億円、当期純利益7億円を見込んでいる。


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