AMBプロパティジャパンは2日、第3四半期(2010年7~9月)の物流不動産の市況に関する同社独自の指標「AMB IBI」を発表した。物流・倉庫業務を展開する同社の顧客、毎月平均約350社超からデータを収集し、経済活動と物流不動産需要を測定・予測したもの。
経済活動全体の指数は、60.3で、8月の56.3から上昇。物流不動産の活用指数は54.2と4ヵ月連続で50を上回った。
物流不動産の需要吸収量は、3年ぶりにプラスとなり、物流不動産市場は転換点に到達したと分析。第4四半期から11年にかけてプラスが続くと予想している。
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- 不動産開発事業、地価高騰時の仕入れ物件が影響し損失計上/エフ・ジェー・ネクスト11年3月期第2四半期決算