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仲介業務好調、取扱件数が過去最高を更新/住友不動産販売11年3月期第2四半期決算

 住友不動産販売(株)は4日、2011年3月期第2四半期決算を発表した。

 当期(10年4月1日~9月30日)の連結売上高は289億7,800万円(前年同期比9.9%増)、営業利益は50億1,500万円(同37.0%増)、経常利益は49億8,900万円(同34.9%増)、当期純利益は29億2,700万円(同33.1%増)。

 主力の仲介業務は、リテール部門において件数増加と売り物件の獲得を重視。取扱件数は、首都圏・関西圏・その他の全地域において前年同期を上回り、1万5,650件(同6.0%増)と、第2四半期として過去最高を更新。平均取扱価格も上昇したことから、取扱高4,116億7,600万円(同11.0%増)、営業収益209億7,200万円(同8.5%増)、営業利益52億6,000万円(同27.7%増)と伸長した。

 受託販売業務でも、売行きは順調に推移。取扱件数は2,031件(同▲1.7%)と、ほぼ前年同期並みの水準を確保するにとどまったが、平均取扱価格は上昇したため、取扱高908億2,800万円(同4.6%増)、営業収益27億8,900万円(同8.9%増)、営業利益5億6,700万円(同50.6%増)を計上した。

 なお通期においては、連結売上高590億円、営業利益111億円、経常利益110億円、当期純利益63億円を見込んでいる。


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