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マンション購入意欲「増している」は63.2%/アトラクターズ・ラボ調査

 アトラクターズ・ラボ(株)は5日、第3回「住まいサーフィンレポート」を公表した。

 同レポートは、年間200件以上のマンションや建売住宅を見て回る住宅ジャーナリスト・櫻井幸雄氏による情報と、同社が運営するサイト「住まいサーフィン」で四半期単位ごとに行なっているマンション購入意向者向け調査結果をもとに、同氏が執筆したもの。なお、同調査は、2010年10月に行なわれたもので今回で11回目。有効回答数は166件。

 それによると、現在の物件価格に対し「高い」と感じている層は29.5%で、08年4月の調査開始以来最も低い水準となった。

 購入意欲について、「増している」と回答した層は63.2%で、前回調査時より0.8ポイント増加した。購入マインドは高い状態が続いている。

 物件の質について、「以前より高い」と感じている層は45.2%。また、ローン・税制認知者別に「今は買い時だと思うか」と聞いたところ、「買い時」と答えた層は全体が64%で、「フラット35S金利優遇の認知者」は71%に達した。各種ローン・税制優遇認知者が全体より高い傾向にあることがわかった。

 櫻井氏は同レポートのなかで、「2010年はマンションの当たり年ではないか」としたうえで、「『質』が良く、値段が『手頃』、ローン・税制に『お金に有利』な点が多い」と指摘。「2010年物のマンション」は「三拍子」を備えていると分析している。
 
 詳細は、同社ホームページまで。


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