不動産ポータルサイトを運営する(株)ファーストロジックは4日、2010年10月期の投資用・居住用不動産の市場動向を発表した。同社ウェブサイト「楽待」に新規登録された全国の投資用不動産および東京都内の居住用不動産を対象に分析したもの。
表面利回りは、投資用1棟物件では、鉄筋コンクリート造マンション8.85%(前月比▲0.78ポイント)、鉄骨鉄筋コンクリート造マンション9.55%(同▲0.54ポイント)、鉄骨造アパート9.69%(同▲1.04ポイント)、木造アパート9.95%(同▲1.00ポイント)。また、投資用区分所有マンションの表面利回りも11.89%(同▲0.37ポイント)と、いずれも家賃収入に対して物件価格が上昇傾向にあることがわかった。
一方、東京都内の居住用物件の1平方メートル当たりの単価は、マンションが49万9,100円(同▲3万5,100円)、一戸建てが43万7,900円(同▲18万4,800円)といずれも下落した。