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分譲マンション販売予定戸数の未達で減収/日神不動産11年3月期第2四半期決算

 日神不動産(株)は5日、2011年3月期第2四半期決算を発表した。

 当期(10年4月1日~9月30日)は連結売上高134億6,400万円(前年同期比▲16.3%)、営業利益1億8,100万円(同▲28.1%)、経常利益1億6,200万円(同▲30.1%)、当期純利益15億1,700万円(前年同期:当期純利益1億1,700万円)。

 新規分譲マンションの販売(304戸)が上期予想(430戸)に達しなかったことから減収となったが、多田建設(株)を連結したことにより「負ののれん発生益」14億2,300万円を計上し、当期純利益は大幅増となった。

 主力の不動産事業は、売上高75億7,800万円、営業損失1億1,300万円。当期末の完成在庫は127戸。契約状況については、期中契約高が323戸・約87億8,575万円、期末契約残高は133戸・約38億9,317万円となった。

 不動産管理事業は、売上高14億6,700万円、セグメント利益1億5,800万円。賃貸管理事業では、強化している中古物件の買取再販の売上高が5億5,400万円となり、同事業の売上高は15億900万円、セグメント利益2億2,500万円を計上した。

 通期の連結売上高は415億円、営業利益30億円、経常利益29億円、当期純利益41億円を見込んでいる。


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