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新設住宅着工、2四半期連続の増加/東京都

 東京都は5日、2010年9月および2010年第3四半期(7~9月)の住宅着工統計を発表した。

 同期の新設住宅着工数は3万1,080戸(前年同月比25.5%増)と、2期連続の増加となった。

 利用関係別でみると、持家が5,571戸(同9.0%増)と5期連続で増加。貸家も1万2,444戸(同6.9%増)と7期ぶりの増加となった。分譲住宅は1万2,894戸(同68.2%増)と2期連続の増加。なかでも、分譲マンションは8,106戸(同90.0%増)と大幅に増加。一戸建ても4,656戸(同41.7%増)と、4期連続で増加している。

 地域別では、都心3区1,374戸(同218.1%増)、都心10区6,615戸(同45.9%増)、区部全体2万3,785戸(同32.3%増)、市部7,130戸(同7.1%増)と、いずれも2期連続の増加となった。

 また、9月の新設住宅着工数は1万2,417戸(前年同月比49.0%増)と、4ヵ月連続の増加となった。

 利用関係別でみると、持家が1,831戸(同11.2%増)と15ヵ月連続で増加。貸家も4,584戸(同18.3%増)と2ヵ月連続で増加した。分譲住宅は5,898戸(同128.4%増)と倍増し、6ヵ月連続の増加。なかでも、分譲マンションは4,165戸(同185.7%増)と大幅増となり、4ヵ月連続の増加。一戸建ても1,729戸(同63.0%増)と、10ヵ月連続で増加している。


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