日本社宅サービス(株)は5日、2011年6月期第1四半期決算を発表した。
当期(10年7月1日~9月30日)は、連結売上高14億5,900万円(前年同期比1.9%増)、営業利益1億4,900万円(同46.9%増)、経常利益1億4,300万円(同52.0%増)、当期純利益6,900万円(同49.8%増)と増収増益となった。
社宅管理事務代行事業は、既存顧客件数が増加したほか、前期に受注した顧客が予定どおり稼働したことから、業務委託料の売上げが堅調に推移、売上高7億100万円(同5.1%増)、営業利益1億4,400万円(同21.9%増)を計上した。
施設総合管理事業は、マンション管理費用の圧縮や単価の見直し要請など、競合他社との競争が激化、売上高7億5,800万円(同▲1.0%)、営業利益400万円(前年同期:営業損失1,700万円)となった。なお、販売管理費および一般管理費にのれん償却2,700万円を計上している。
通期は、連結売上高62億1,400万円、営業利益5億2,600万円、経常利益5億2,700万円、当期純利益2億5,400万円を見込んでいる。