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首都圏初、官民共同の防災街区整備事業によるタワーマンション「リビオタワー板橋」が竣工 /新日鉄都市開発

「リビオタワー板橋」外観イメージ

 (株)新日鉄都市開発は8日、タワーマンション「リビオタワー板橋」(東京都板橋区、総戸数139戸)が竣工したと発表した。

 同物件は、板橋3丁目地区防災街区整備事業として、地域交流や防災の拠点となる計画を盛り込み、まちへの貢献もめざした再開発プロジェクトとして開発が進められたもの。

 板橋3丁目地区防災街区整備事業組合が施行者で、同社および(財)首都圏不燃建築公社が同組合の参加組合員として参画している。

 2006年11月には防災街区整備事業および関連都市計画の決定・告示、また、07年3月には本事業の施行者となる事業組合(地元の地権者で構成)の設立および事業計画の認可を受け、事業を実施していた。

 防災上危険な密集市街地において、老朽化した建築物およびその敷地を一体的に共同化し、優れた防災性能を有する建築物の建築および防災公共施設を整備する防災街区整備事業として認可を受けた、首都圏初の官民共同事業。

 防災施設建築物、道路、広場を整備することで、災害に強いまちづくりに貢献する。また、新宿や池袋を間近に見晴らす、板橋区では希少な地上23階建ての物件となり、同地域の新しいシンボルとしての役割も期待されている。

 都営三田線「板橋区役所前」駅徒歩4分に立地。敷地面積2,064.87平方メートル、延床面積2万7,322.07平方メートル、鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造)、地上23階地下1階・塔屋1階建て。

 詳細は、同社ホームページを参照。


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