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省エネルギー対策を中心とした「ソリューションサービス推進チーム」を結成/東急ファシリティサービス

 ビル管理会社の東急ファシリティサービス(株)(東京都目黒区、代表取締役:磯崎浩亮氏)はこのほど、省エネルギー対策を中心としたソリューションサービスに関して、専門チーム「ソリューションサービス推進チーム」を結成し、顧客対応力を強化していく。

 同チームは、ビル(施設)オーナーを取り巻く経営環境は長引く不況の影響で厳しさを増しているほか、2010年4月より施行された改正省エネ法や東京都条例改正の実施に伴い、省エネルギー対策が曖昧な課題から、経営に直結する解決すべき重要課題へと変化していることから、より実効的な体制をとるべく発足したもの。

 同社では、08年度からコスト削減・CO2削減に対するビル(施設)オーナーの抱える課題に対し、第三者機関と協力体制を築きながらビル(施設)の省エネルギー診断を実施し、ノウハウを蓄積してきた。

 今回は、このビジネスモデルとノウハウをもとに、東急ファシリティサービスの技術力、提案力を結集し、専門チームとして物件の価値向上をめざす。具体的には、全社横断的活動として、実行力を高めるための主体的推進者となるほか、オーナーに対してタイムリーかつ訴求力のある提案を実施するために、各部門と連携・協力し、商品メニューなどの検討を行なう。

 今後は、同チームを中心に省エネルギー診断から、コンサルティング、最適なメニューの選定、運用改善、設備投資、さらには継続的改善までの包括的なソリューションサービスを提供していく。


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