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オフィスビル3物件の信託受益権を取得/KRI

 ケネディクス不動産投資法人は10日、都内のオフィスビル2物件の信託受益権と大阪市内のオフィスビルの建物譲渡特約付定期借地権および建物の信託受益権を取得すると発表した。ポートフォリオ全体の運用バランスの拡充を図ることが目的。

 取得するのは、「共同ビル(銀座No.8)」(取得価格43億円)、「共同ビル(本町1丁目)」(同40億円)「KDX小林道修町ビル」(同28億7,000万円)。取得資金は、金融機関からの新規借入金および自己資金で手当てする。

 「共同ビル(銀座No.8)」(東京都中央区)は、東京メトロ有楽町線「銀座一丁目」駅徒歩3分など4路線3駅を利用できる。敷地面積678.24平方メートル、建物面積4,724.62平方メートル、鉄骨鉄筋コンクリート造陸屋根地上9階建て。
 「共同ビル(本町1丁目)」(同)は、東京メトロ銀座線・半蔵門線「三越前」駅徒歩3分など、5駅を利用できる。敷地面積583.40平方メートル、建物面積5,110.45平方メートル。鉄骨鉄筋コンクリート造地上9階地下1階建て。両物件の売主はいずれも日本インベストメント特定目的会社。物件引渡日は11月12日。

 「KDX小林道修町ビル」(大阪市中央区)は、大阪圏の中心部である淀屋橋地区に立地。土地(借地権)面積1,561.04平方メートル、建物面積1万723.83平方メートル。鉄骨・鉄骨鉄筋コンクリート造陸屋根地上12階地下1階建て。売主は合同会社KRF15。
 また、借地権の底地所有者である小林製薬(株)と信託受益権に係る譲渡予約契約を結ぶ。物件引渡日および譲渡予約契約日は12月1日を予定している。 

 なお、3物件取得後の同投資法人のポートフォリオは、70物件、2,444億5,100万円となる。


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