明和地所(株)は11日、2011年3月期第2四半期決算を発表した。
当期(10年4月1日~9月30日)は、完成在庫の圧縮など、本業の分譲マンション事業に集中すると同時に、事業ポートフォリオ見直しの一環として固定資産に計上されている居住用賃貸物件の売却を行ない、連結売上高は112億7,100万円(前年同期比▲39.6%)、営業利益5億7,200万円(同▲61.4%)、経常損失1億3,200万円(前年同期:経常利益12億300万円)、当期純利益7,900万円(前年同期比▲86.4%)と減収減益となった。
主力の不動産販売事業は、分譲マンション116戸およびオフィス関連用地を販売したことなどにより、売上高81億1,900万円(同▲47.7%)、セグメント利益1億8,400万円(同▲84.1%)となった。また、新規分譲プロジェクトにかかる販売活動を積極的に進めた結果、契約残高は129億3,900万円となった。
不動産賃貸事業は、賃貸用不動産を売却したものの、賃貸収入の増強を図り、売上高11億7,400万円(同▲0.9%)、セグメント利益4億9,900万円(同22.7%増)と増益となった。
不動産管理事業は、売上高19億4,500万円(同2.4%増)、セグメント利益2億800万円(同19.4%増)を計上した。
なお、通期の連結売上高は323億円、営業利益25億円、経常利益10億円、当期純利益5億円を見込んでいる。