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ホテル運営収益悪化による賃料減額で減収も、分配金は当初予想上回る/NHF10年9月期決算

 日本ホテルファンド投資法人(NHF)はこのほど、2010年9月期決算を発表した。

 当期(10年4月1日~9月30日)は、営業収益12億4,800万円(前期比▲0.6%)、営業利益6億9,300万円(同▲0.6%)、経常利益3億9,700万円(同10.0%増)、当期純利益3億8,500万円(同6.9%増)、1口当たりの分配金9,133円(前期:8,542円)となった。

 ホテル稼働率および客室単価の下落によるホテル運営の収益悪化により、一部テナントで賃料減額を行なうなど、営業収益は当初予想を下回ったが、融資関連費用や支払利息の減額により、経常利益および1口当たりの分配金は当初予想を上回った。

 次期(10年10月1日~11年3月31日)は、営業収益12億5,300万円、営業利益6億4,800万円、経常利益3億2,100万円、当期純利益3億2,000万円、1口当たりの分配金7,600円を見込んでいる。


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