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台湾のディベロッパーと提携、新規分譲プロジェクト立ち上げへ/パナホーム

「(仮称)台中西屯區プロジェクト」のイメージ

 パナホーム(株)は18日、台湾のディベロッパー「新光國際開発股?有限公司(しんこんこくさいかいはつこふんゆうげんこんす)」(台北市)との事業提携に合意したと発表した。パナホームの住宅やまちづくりの設計・施工の実績と、新光國際開発による台湾を主体するアジア地域での不動産開発の実績をもとに、両社の事業拡大をめざす。
 
 新光國際開発は、台湾のコングロマリット「新光グループ」の不動産関連企業として、台湾での宅地開発や住宅販売、台湾の投資家への日本および海外不動産の情報提供、売買交渉などを行なっている。
 
 提携によりパナホームは、(1)台湾での新規分譲プロジェクトの立上げ、(2)日本での分譲事業にかかわる情報の提供、(3)新光國際開発の台湾を主体としたアジア地域の不動産開発にかかわる情報の入手、(4)両社の事業機会となる情報の交換など、具体的な検討に入る。
 
 また、パナホームは現在、新光國際開発が保有する不動産開発、「(仮称)台中西屯區プロジェクト」(開発面積約500坪、4棟7戸)および「新光國際 大型分譲開発プロジェクト」(開発許可申請中)で設計提案を行なっている。なお、台中西屯區プロジェクトは、台湾新幹線「台中」駅から車で約7分に立地。販売予定総額は約6億台湾ドル(約15億円)を予定している。


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