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約97%の主婦が「光熱費が安くなる住宅に住みたい」/積水化学工業住宅カンパニー調査

 積水化学工業(株)住宅カンパニーは18日、「主婦の住宅と家計に関する意識調査結果」を発表した。2010年10月16日~19日にかけて、25~40歳の主婦400人を対象に、光熱費、住宅・家計および節約に対する意識をインターネットを通じて調査したもの。

 今夏の冷房使用ついて、「多く使った」と「やや多く使った」を合わせると88.1%となり、電気代についても「多くかかった」が32.0%、「やや多くかかった」が45.3%となった。2010年冬の光熱費についても「高くなりそう」と「やや高くなりそう」を合わせると80.5%に達し、光熱費の上昇を警戒していることがわかった。

 家計の見直しについて、「実践している」と回答した主婦を年代別にみると、33~40歳が28.1%、25~32歳では35.6%に上った。見直す項目については、「自分の小遣い」が49.0%、次いで「夫の小遣い」(27.5%)となった。

 「家計に占める光熱費の割合」について、「高いと感じる」と「やや高いと感じる」を合わせると56.5%。「高いと感じる」と回答した層に、住宅を「今、買うなら重視する」点を聞くと、最も多かったのが「冬でも家の中が暖かいか」(55.3%)、次いで「建てた後の住居のコストが高いか」(48.2%)、「太陽光発電が付いているか」(26.5%)の順となった。

 また、「住宅価格は同じで、光熱費が劇的に安くなる住宅があったら、住んでみたいと思いますか?」の問いには、「住んでみたい」と「やや住んでみたい」と合わせて97.3%にのぼった。


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