東建コーポレーション(株)は8日、2011年4月期第2四半期決算を発表した。
当期(10年5月1日~10月31日)の連結売上高は986億600万円(前年同期比▲6.5%)、営業利益は18億500万円(同883.6%増)、経常利益は20億200万円(前年同期:経常損失4億5,500万円)、当期純利益は14億5,400万円(同:当期純損失7,900万円)と、減収ながら黒字転換した。
主力の建設事業は、完成工事高は減少したものの、コストダウン効果により利益率を改善し、売上高504億9,300万円(前年同期比▲18.3%)も、営業利益34億5,500万円(同11.0%増)を確保。不動産賃貸事業は、サブリース経営代行システムの家賃収入増、管理戸数増加により売上高467億8,300万円(同10.6%増)。入居率改善によりサブリースシステムの収支も改善傾向にあることから、営業利益も12億6,800万円(同338.9%増)と大幅に増加した。
なお、通期では連結売上高2,141億1,400万円、営業利益64億3,500万円、経常利益71億7,000万円、当期純利益43億600万円を見込んでいる。