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管理業の社会的認知度向上に注力/高住協

「来年度は新しい中期事業計画の策定も視野に入れていきたい」などと語る黒住理事長

 (社)高層住宅管理業協会は8日、第一ホテル東京(東京都港区)にて記者懇親会を開催した。

 懇親会の冒頭、同協会理事長の黒住昌昭氏は「2年前より3ヵ年中期事業計画を推進しており、住生活総合サービス業の実現に向けてさまざまな取組みを実施してきたが、順調に進捗している。来年度は目標に向かっての一層の取組みと足元固めの年としていきたい」などと語った。

 また今後の課題として、会員会社の法令違反が見受けられることに触れ、「法令遵守の徹底に注力していく」とした。
 さらに建物自体を長持ちさせることが重要であるとし、マンション建物および設備の維持保全に関する知識や技術などの向上を図り、社会的な要請に応える人材を育成する同協会の認定資格「マンション維持修繕技術者」の普及に努めるとしたうえで、「マンション管理業は公共性の高い事業。国民生活の向上に資することで、社会的認知度の向上に努めていきたい」などと語った。


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