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民間住宅ローンの借換、「変動型」が約半数に/住宅金融支援機構調査

 (独)住宅金融支援機構は16日、2010年度「民間住宅ローン借換の実態調査」の結果を発表した。09年11月~10年10月に借換をした人を対象に、インターネットによるアンケートを実施したもの。調査期間は10月19日~11月1日、有効回答数は974件。

 それによると、「借換後の金利タイプ」は、約半数が「変動型」(45.7%)を占めており、調査対象期間を通じた借換後の金利タイプも10年3月以降は継続して「変動型」が「固定期間選択型」を上回っており、金利先高感が薄れるなか、相対的に低利な「変動型」利用が高い水準で推移している、としている。

 また、借換後の金利タイプを年齢ごとにみると、年齢が高くなるほど「変動型」への借換割合が高くなる傾向にあり、世帯年収別では、「400万円以下」(50.8%)と「1,001万~1,500万円」(51.5%)において「変動型」への借換割合が50%を超えている。

 借換理由としては、「金利が低くなるから」が63.3%、「返済額が少なくなるから」が53.9%と過半を超える結果となった。


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