(社)プレハブ建築協会は24日、2010年度上半期(同年4~9月)「プレハブ住宅販売(完工)戸数」の調査結果を発表した。協会加盟会員各社を対象に、上期と下期に分けて調査しているもの。今回の調査対象は51社、回答率は100%。
プレハブ住宅の販売戸数は6万2,421戸(前年同期比88.9%)と、上半期として2期連続減少し、全着工新設住宅に占めるプレハブ住宅の割合も15.3%(同▲3.0ポイント)となった。
建て方別では、一戸建て住宅が2万8,759戸(同2.0%増)と7期ぶりにわずかながら増加した。共同建ては3万3,662戸(同▲19.9%)となった。
構造別では、木質系が6,592戸(同0.7%増)、鉄骨系が5万3,659戸(同▲12.4%)、コンクリート系が2,170戸(同▲9.0%)となった。
都道府県別の販売状況では、総数で最も増加したのが宮城(同46.2%増)。次いで宮崎(同8.9%増)、群馬(同7.0%増)。また、販売総戸数が最も多かったのは、前年同期同様、東京(8,006戸)となった。