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ライフサイクルCO2ゼロを実現した木質系戸建住宅を発売/ミサワホーム

「GENIUS LCCO2マイナスモデル」外観イメージ

 ミサワホーム(株)は、木質パネル工法の戸建住宅「GENIUS LCCO2マイナスモデル(ジニアス・エルシーシーオーツーマイナスモデル)」の販売を、1月7日から開始する。

 同商品は、建物のライフサイクル全体を通じてCO2収支をゼロ以下にする同社のコンセプト住宅「エコフラッグシップモデル」の量産タイプ。創エネルギーや省エネルギー技術などにより、年間のエネルギー自給率147%を達成した。

 太陽光発電と太陽熱を暖房熱源などに利用する集熱システムを一体化した「カスケードソーラーシステム」、熱損失を約50%低減する「付加断熱システム」などを標準装備。建物東西面には、電動ブラインドシャッターおよび樹脂ウッドサッシを採用した。また、屋根の南面に広い面積を確保できる「棟ずらし」の切妻屋根とすることで、太陽光発電システムの発電効率を高め、建物南側に大開口および深い軒や庇を設けて日射をコントロールできるようにした。
 
 プランは、延床面積132.90平方メートル(40坪)、141.18平方メートル(43坪)、145.54平方メートル(44坪)の3種類。参考価格は、3.3平方メートル当たり税込み94万3,000円から(43坪タイプ)。


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