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マンションに、長寿命化と美観を両立させる新工法を採用/住友不動産

「シティハウス東中野駅前」外観完成予想図

 住友不動産(株)は7日、“建物の美観”と“配管と機器のメンテナンス性”を両立させる試みとして、集中外部配管方式の「S-マルチコア」を開発し、外廊下仕様のマンションに採用すると発表した。

 「S-マルチコア」は、従来のマンションにおいて玄関や窓まわりに設置していた配管やメーター類・エアコンの室外機を外廊下壁面に設けた収納部に格納するもの。同方式を採用することにより、配管や機器のメンテナンスを容易にし、住宅の長寿命化へとつなげることができる。また、機器類を玄関前や窓まわりに設置する必要がなくなるため、すっきりとした外廊下をつくり出す。

 なお、同方式を採用するのは、「シティテラス成増」(東京都板橋区、総戸数243戸)、「シティハウス板橋大山」(東京都板橋区、総戸数78戸)、「シティハウス東中野駅前」(東京都中野区、総戸数47戸)、「シティハウス志村三丁目ザ・レジデンス」(東京都板橋区、総戸数20戸)、「シティハウス南品川」(東京都品川区、総戸数33戸)の5物件。


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