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「永福町駅ビル」の屋上庭園が「みどり香るまちづくり」企画コンテストに入賞/京王電鉄

屋上庭園「ふくにわ」完成イメージ

 京王電鉄(株)は、3月下旬開業予定の「永福町駅ビル(仮称)」(東京都杉並区)内に開園する屋上庭園計画が、環境省主催「2010年度『みどり香るまちづくり』企画コンテスト」に入賞したと発表した。

 同コンテストは、まちづくりに「かおり」の要素を取り込むことで良好な環境を創出する地域の支援をめざし、2006年度より実施されているもの。同施設は、鉄道などの公共交通機関を利用するため環境施策にも良く、駅施設・駅ビル空間を植栽することで、利用者にとって便利さだけではなく、心地よさが生まれる、といったアイデアが評価され、今回の受賞に至った。鉄道業界での受賞は初となる。
 
 なお、同ビルは地上3階地下2階建て。延床面積は約5,800平方メートル。飲食、物販など20店舗が入る予定。また、屋上庭園のネーミングについては、永福町駅で地元住民による投票を行ない、最も人気の高かった名前「ふくにわ」に決定した。


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