不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

住宅メーカー選定の“決め手”は「高品質・高性能」/プレハブ建築協会調査

 (社)プレハブ建築協会は18日、「2010年 信頼される住まいづくり」アンケート調査結果を発表した。同会員会社のプレハブ住宅メーカー10社でマイホームを新築し、09年に入居した1,000名にアンケートを送付、566名から有効回答を得た。今回で17回目の実施。

 「住宅メーカー選定理由」では、「安心できる会社だった」が66%(前年67%)でトップ。次いで「品質・性能が優れていた」が58%(同57%)、「営業担当者の説明に納得できた」が50%(同47%)と続いた。「決め手となった理由」では、「品質・性能が優れていた」が27%(同27%)と昨年に引き続きトップに。同会では「プレハブ住宅の強み」と分析している。

 「住宅に対する満足度」は、「満足」が66%(同69%)、「まあ満足」が32%(同29%)と、大半が満足する結果となったが、「満足」の回答は前年よりやや減少した。「知人へのメーカー推奨意向」も、「ぜひ紹介したい」が54%(同58%)と減少した。

 「営業担当者に対する満足度評価」は、総合評価で「満足」が80%(同77%)と前回と比べ評価が高まった。項目別にみると、「人柄・営業態度」の評価が最も高く、「アドバイス」とともに前回より評価がやや上昇した。一方、「間取り等の提案内容」が最も低い結果となった。
 「役に立ったアドバイス」では、「商品の特徴」「間取り等のプラン内容」「資金やローン」などが上位に入った。


最新刊のお知らせ

2025年5月号

「事故物件」、流通の課題は? ご購読はこちら