(株)新日鉄都市開発は19日、新日本製鐵(株)が開発したスチールハウス工法「ニッテツスーパーフレーム(R)工法」(以下、NSF工法)を採用した、独身・単身赴任者向けの寮「水無瀬寮」(山口県光市、総戸数239戸)を竣工式を執り行なった。
NSF工法は01年に告示された「薄板軽量形鋼造告示」に則った枠組壁工法で、スチールハウス協会が普及促進を図ってきた「KC型スチールハウス」を新日本製鐵独自の開発により、耐防火・遮音・温熱性・耐久性など諸性能と使い勝手を大幅に向上させたもの。
「水無瀬寮」は敷地面積1万5,396.88平方メートル、延床面積5,761.18平方メートル。鉄骨造(薄板軽量形鋼造)地上3階建て。独身寮209戸・専有面積18.0平方メートル、単身赴任者タイプ30戸・専有面積21.7平方メートルで、いずれも間取りはワンルームタイプ。共用棟には共同風呂、食堂、談話スペースを備え、NSF工法による建設物件としては過去最大(戸数ベース)となる。
なお、同寮は新日本製鐵や同社グループ会社が借上げ社宅として使用する。