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住まいづくり体験博覧会「住まい博2011 IN 幕張メッセ」を開催/住友林業

「ビッグフレーム構法」の実物大構造実棟

 住友林業(株)22日(土)、23日(日)の2日間、幕張メッセ(千葉市美浜区)で、住まいづくりについて体験できる博覧会「住まい博2011 IN 幕張メッセ」を開催した。

 同博覧会は、同社の「住友林業の家」で使用している構造躯体や各種部材・設備、インテリアなどを一挙に展示する体験型のイベント。10年以上の歴史があり、現在は東京・大阪・名古屋の3大都市圏のほか、全国各地でも開催している。

 同イベントは、「まるごと体感! 人と地球にやさしい家づくり」をテーマに、同社グループの最新テクノロジーや商品、取組み等を紹介。
 会場では、住まいの構造を説明する3Dシアターや、独自の木質梁勝ちラーメン構造「ビッグフレーム構法」の実物大構造実棟を展示。また、スマートハウスコーナーも設けられ、太陽光発電システムや家庭用燃料電池、家庭用蓄電池などの技術と、省エネルギーに配慮した家づくりについて、実演を交えて解説した。
 さらに、今回の住まい博では、新たな取組みとして、設営から開催期間、撤去までに各会場で使用する電気・ガス・水道によって排出されるCO2相当量(約50t)を、自社社有林で取得したオフセット・クレジット(J-VER)を活用し、オフセットする取組みを実施。
 その他にも、大工によるカンナ削りの実演や、子供向けに大工やプランナーなど家づくりの仕事を楽しく体験できるコーナーなども用意した。

 なお、2月には、5日(土)、6日(日)に大阪会場(京セラドーム大阪(大阪市西区))で、12日(土)、13日(日)には名古屋会場(ポートメッセなごや(名古屋市港区))で住まい博が開催される予定。


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