(独)都市再生機構(UR都市機構)らが開発を手がける「千葉ニュータウン (NT)印西牧の原駅北エリア」において、21世紀における低炭素化まちづくりと低炭素化ライフスタイルを検証するプロジェクトチーム「WONDER GREEN PROJECTまちづくりかいぎしつ」は24日、第4回検討会を実施した。
検討会のテーマは「子育てとまち」。講演者に子育てと住まいに関する研究を専門とする静岡大学名誉教授の外山知徳氏を招き、フリーアナウンサーの木佐彩子氏をナビゲーターに、同開発の参画企業である積水ハウス(株)、大和ハウス工業(株)、東京ガス(株)、東京電力(株)、トヨタホーム(株)、日産自動車(株)、パナソニック(株)、パナソニック電工(株)、パナホーム(株)、ビクターエンターテインメント(株)、ミサワホーム(株)の11社とオブザーバーの印西市、UR都市機構が参加した。
外山氏は「子どもの非行やひきこもりを防ぐためには、自分で自分のテリトリーを作る能力(=テリトリー形成力)が必要であり、その力は家族の人間関係と一体の生活空間『家族空間』や住まい・地域・まちが育んでいくものである」と述べ、各社がデッスカッションを行なった。
次回は料理研究家の浜内千波氏を招き「食育とまち」をテーマに討論会を行ない、4月中旬には「WONDER GREEN PROJECTまちづくりかいぎしつ」の検討会での成果を発表する予定。