(株)東京カンテイは27日、全国で2010年に新規発売された新築マンションの戸数を発表した。
首都圏では、4万7,343戸(対前年比24.4%増)で、6年ぶりに前年比供給増となった。首都圏のなかでもとりわけ神奈川県と埼玉県では供給増が顕著で、神奈川県では1万607戸(同33.3%増)と1万戸台を回復したほか、埼玉県では5,281戸(同46.7%増)と増加に転じた。東京都も2万7,977戸(同19.9%増)と回復し、07年の分譲戸数に近づいた。
近畿圏でも、5年ぶりに回復し、2万1,718戸(同26.4%増)となった一方、中部圏では4,606戸(同▲16.3%)と依然として減少傾向が続いている。