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平成22年の新設住宅着工戸数、2年ぶりに増加し81万戸台に/国交省

 国土交通省は31日、平成22年および同年12月の新設住宅着工戸数を発表した。

 同年の新設住宅着工戸数は81万3,126戸(前年比3.1%増)で、2年ぶりの増加となった。着工床面積も、7,291万1,000平方メートル(同6.7%増)で、同じく2年ぶりの増加となった。
 利用関係別では、持家が30万5,221戸(同7.2%増)で、2年ぶりの増加。貸家が29万8,014戸(同▲7.3%)で2年連続の減少。分譲住宅が20万8,014戸(同19.6%増)で2年ぶりの増加と、明暗が分かれた。
 分譲住宅のうち、マンションは9万1,888戸(同19.6%増)で2年ぶりの増加、一戸建住宅は11万358戸(同20.9%増)で、4年ぶりの増加となった。

 また、12月の新設住宅着工戸数は7万4,517戸(前年同月比7.5%増)で、7ヵ月連続の増加。着工床面積は661万9,000平方メートル(同12.8%増)で、10ヵ月連続の増加となった。季節調整済年率換算値では86万1,000戸。
 利用関係別では、持家は2万6,871戸(同11.8%増)で14ヵ月連続の増加。貸家は2万7,115戸(同▲8.4%)で3ヵ月連続の減少。分譲住宅は1万9,972戸(同37.6%増)で10ヵ月連続の増加となった。分譲住宅のうち、マンションは9,731戸(同64.5%増)で7ヵ月連続の増加、一戸建住宅は1万183戸(同19.4%増)で12ヵ月連続の増加だった。


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