(社)日本木造住宅産業協会(木住協)は1日、「木造ハウジングコーディネーター」(木造HC)成績優秀者の表彰式を行なった。
木造HCとは、木造住宅のスペシャリストを育成するために、木住協が設けた資格認定制度。
住宅営業担当者や、住宅設計者、工事監理者などを対象に、2日間の講習会を開催し、住宅全般に関する最新の知識を講義。修了時に簡単な試験を行ない、合格者には修了証書を授与する。その後、木造HC資格認定試験の合格者に対して、木造HCとしての認定証を交付している。
第10回となる今回は、忙しい人でも受験できるように、新しく自習受験コースを設け、試験会場も全国9会場に増設。267名が受験し218名が合格した。
表彰式では、成績優秀者である、イデキョウホーム(株)・小林美則氏、同社・佐野 潔氏、(株)エサキホーム・黒田光良氏が、木住協専務理事・熊 建夫氏から表彰され、「お客さまに技術面などご説明する際に、しっかりとした知識で助言を行なっていきたい」、「勉強したことを生かして営業のスキルアップにつなげていきたい」などと感想を述べた。